令和2年浦安市議会第2回定例会(6月議会)一般質問議事録 件名1 新型コロナウイルスに関する対策について要旨1 本市の第二波対策への考えについて 要旨2  コロナ禍での避難所運営について要旨3 コロナ禍での学校運営について要旨4 社会福祉について

令和2年浦安市議会第2回定例会(6月議会)一般質問の議事録を公開します。

件名1
新型コロナウイルスに関する対策について

要旨1 本市の第二波対策への考えについて

細目1 浦安コロナ注意警報について

要旨2  コロナ禍での避難所運営について

細目1  避難所の考え方について

要旨3 コロナ禍での学校運営について

細目1 オンライン上での生活支援や授業の課題点について

細目2 学校運営全般について

要旨4 社会福祉について

細目1 緊急小口貸し付けについて

細目2 総合支援貸付について

細目3 本市の生活保護の状況について

△柳毅一郎君の一般質問 

○議長(宝新君) 通告順により、柳 毅一郎君。
     (柳 毅一郎君登壇)

◆(柳毅一郎君) それでは、始めさせていただきます。
 質問に先立ち、いつも我々の生活が成り立つように働いてくださっている全ての方へ感謝を申し上げます。そして市長をはじめ市職員におかれましても、給付金の手続等、普段よりたくさんの仕事を抱えながら働いてくださっていることをこの場をおかりして感謝申し上げたいと思います。どうもありがとうございます。
 それでは、件名1、新型コロナウイルスに関する対策について、要旨1、本市の第二波対策への考えについて、細目1、浦安コロナ注意警報についてでございます。
 本市では、新型コロナウイルスの感染者が増加した際に発令する独自の注意警報を策定いたしました。警報レベルは、注意報と警報の2段階。注意報は、同一発生源を除き週2人以上の感染が拡大された場合か、浦安市内のほか市川市、船橋市、東京都江戸川区で週20人以上の感染が発生した場合に発することとなります。その場合、市は防災無線での発信やパトロールを強化するほど、公共施設などに黄色の旗を掲げるというふうに聞き及んでおるところでございます。さらに、注意報発令の2つの基準を共に超えた場合は警報を出し、一部の公共施設の利用休止を検討するとされております。また、その際には公共施設には赤色の旗を掲げ、市民に一層の注意を呼びかけるとの方針が示されているところでございます。
 そこで、今回、この本市独自基準、判断を決定した経緯や検討の際の議論状況についてはどのようなものだったのか伺わせていただきたいと思いますので、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。

○議長(宝新君) 市長、内田悦嗣君。
     (市長 内田悦嗣君登壇)

◎市長(内田悦嗣君) 柳 毅一郎議員の一般質問にお答えいたします。
 件名1、新型コロナウイルスに関する対策についての中で、浦安コロナ注意警報について決定した経緯、また、その状況等についてのご質問でございますが、5月26日の新型コロナウイルス感染症対策本部会議におきまして、6月1日からの施設再開を決定した際に、再度の感染拡大に備え、公共施設等の閉鎖基準を策定するように私のほうから指示を出したところでございます。
 その検討に当たりましては、本市の感染リスクだけではなく近隣市区や東京都の状況なども考慮し、第2波を発生させないよう市民の安全確保を最優先事項として、市内での1週間における感染者数、及び近隣2市1区の1週間における感染者数の2つの指標により、市民への注意喚起や公共施設休止の検討などの判断を行う目安を医療関係者の皆さんのご意見も踏まえながら決定したところでございます。
 なお、実際にこれを発出する際には、やはりその状況の社会経済状勢なども当然加味した上で判断してまいりたいというふうに考えております。特に警報につきましては、市内の経済団体等から「市内事業者への影響等も考慮してほしい」というふうなご意見もいただいていることから、現在、東京都の基準なども参考としながら基準の見直しを進めているところでございます。
 以上でございます。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) 市長からのご答弁、ありがとうございます。
 今、市長より、基準の見直しもというようなことをおっしゃっていると思いますが、確かに、経済活動を止めないというようなことも1つ考慮に入れないといけないというふうに、私自身も思うところでございます。今ちょっとそういうふうに答弁で頂戴しましたが、引き続き内容について、もう少し詳細に聞かせていただきたいと思います。
 従前少し、今度、基準が変わるかもしれないというところなんですけれども、現時点で浦安市は週に2人以上、ただし同一発生源は除く。浦安市と近隣2市1区、先ほど申したとおりなんですけれども、20人以上というような数字が出されておりましたが、こちらについて設定した根拠といったものは何か、ご説明していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

○議長(宝新君) 総務部長。

◎総務部長(橋野まり子君) 浦安コロナ注意警報の人数につきましては、国の緊急事態宣言解除の判断基準や県の休業要請の再要請指標を参考に、本市や近隣市の人口規模等を加味した上で設定したものです。
 なお、人数については、施設の利用者や同居する家族など患者間の関連が認められた集団であるいわゆるクラスターなどの同一発生源は、1人として数えることとしています。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) 分かりました。
 続きましてもう一点、少し発令された場合というような、警報が、赤の場合のことを想定してなんですけれども、公共施設が休館になるということが想定されていると思いますけれども、こちらの解除の基準についても、起こってはいないことでありますけれども、気になるところでございますので、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。

○議長(宝新君) 総務部長。

◎総務部長(橋野まり子君) 浦安コロナ警報の解除につきましては、発令時の判断基準を下回ることや新規陽性者の発生傾向、また近隣市区の状況、医療関係者の意見など、今後の感染拡大の防止と可能な限り市民生活を維持することを念頭に、総合的に新型コロナウイルス感染症に関わる対策本部会議で判断することとしています。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) 分かりました。
 冒頭市長よりご答弁があったように、公衆衛生と経済活動ということをいかに両立させていくかという観点から、もう一度見直しを図られるというような趣旨のご答弁があったと思いますけれども、しっかりとその点について判断基準をつくっていただいて、周知をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 この警報自体を作成するということは、非常に私は、何というんですかね、分かりやすいという形と思いますので、しっかりと住民が納得できるような方で策定していただければというふうに考えておるところでございます。よろしくお願いいたします。
 要旨2、コロナ禍での避難所運営についてでございます。
 新型コロナウイルス感染拡大の第2波が懸念される中、3密になりがちな避難所の運営を見直すことは、準備する職員の皆様にとっては本当に大変なことではないかと思いますが、急務ではないかと思います。昨年の豪雨被害を思い出すと、難しい仕事ではありますけれども、しっかりと準備をしていただければと存じます。
 そこで、細目1、避難所の考え方についてでございます。
 こちらについて、専門家からは今回のこのコロナ禍を受けての避難所の運営、避難の在り方といいましょうか、そういったところに、避難先に知人宅や宿泊施設を検討するなど、避難の在り方を見直すべきというふうに提言をされております。浦安市の避難所等における新型コロナウイルス感染症への対応方針を見ますと、避難とは難を避けることであり、自宅での安全確保が可能な人は感染リスクを負ってまで避難所等に行く必要はない旨、周知する、避難先は小・中学校等の市が指定する場所に限らず、安全な親戚・知人宅に避難することや、自宅にとどまり安全を確保することも避難行動の1つである旨、周知するという文言がございます。
 今後、こういったコロナ禍における避難行動、こちらの周知については、どのような周知を行っていくつもりなのか伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。

○議長(宝新君) 総務部長。

◎総務部長(橋野まり子君) 感染症の流行が続く中で災害が起こるという事態に備えるため、平時には自らの命は自ら守るという意識を持ち、自宅の災害リスクととるべき行動を確認していただくことが重要であると考えています。特に、自宅等での安全が確保できる場合は在宅避難や親戚・知人宅への避難などを行うことにより、避難所等での感染リスクを避けることが可能となることから、在宅避難などについて、5月末には自治会自主防災組織への通知や市ホームページ、6月1日号の広報うらやすでも周知したところです。
 今後についても、これまでの取組のほか「防災の手引き」などの啓発冊子や防災講和など、様々な機会を捉えて引き続き周知していきたいと考えています。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) ありがとうございます。どうぞしっかりとした周知をお願いいたします。
 続きまして新型コロナウイルスについて、やはり指定避難所の運営についても大きな変更があろうかと思いますけれども、密にならないというような避難所づくりをする上で、収容可能人数等を算定しまして、その結果に基づいて避難所を開設するというようなことが必要となってきますが、本市においてこの避難所のつくり方、収容可能人数等、調査・検討は行ったのか、また、調査を行った場合、どのような結果だったのか伺わせていただきたいと思いますので、よろしくご答弁お願いいたします。

○議長(宝新君) 総務部長。

◎総務部長(橋野まり子君) 地域防災計画における最大の被害想定は、浦安直下地震、マグニチュード7.1で冬季の午後6時、風速8メートルの場合で、この想定避難者数は約3万人であり、市内34か所の指定避難所の受入れ可能面積から1人当たりの面積を推計しますと、約3平方メートルとなります。
 今回調査は行っておりませんが、国の基準、約1.65平方メートルに比べスペースの確保が可能となっているところです。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) 分かりました。
 しっかりとその点も、住民も多分、気にしていらっしゃる方がいらっしゃいましたので、分かりやすく周知していただければと思います。
 続きまして、これも論点となっているところではないかと思いますが、体育館が避難所となる学校では空き教室の活用ですとか、また、内閣府の通知では「新型コロナウイルス感染症対策としての災害時の避難所としてのホテル、旅館等の活用に向けた準備について」という令和2年4月28日付文書が出されております。こちらについて、空き教室の活用ですとか必要に応じてホテルの活用といったことについて、本市はどのように考えているのか伺いたいと思います。よろしくお願いします。

○議長(宝新君) 総務部長。

◎総務部長(橋野まり子君) ホテルにつきましては、現在、市内14ホテル事業者と、高齢者、障がい者等の災害時要援護者対策などに対し災害時における応急協力に関する覚書を締結しており、災害の発生時にはこれらを最大限活用するなど、避難所等における感染防止対策を図っていきたいと考えております。
 また、4月28日付で国から日本ホテル協会などへ協力依頼を行っておりまして、これを受けて、災害時における避難所等への活用について前向きな宿泊施設のリストが国から提供され、本市では3施設が掲載されていることから、今後、これらの宿泊施設の活用についても事業者と調整を図っていきたいと考えております。
 また、教室の活用につきましては、市の対応方針に活用していく旨、記載をしているところです。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) 詳細にありがとうございます。3施設ということで、理解いたしました。
 続きまして、現在、新型コロナウイルス感染症に対応するため、段ボールベッドですとかパーティションの使用、十分なスペースの確保について様々、検証していないのでどうというところもあろうかと思いますけれども、具体的な対策案が示されておるところでございます。今回、避難所等の運営についての予算計上もされているところですけれども、様々この準備の状況について、再度になってしまうかもしれませんが、お伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

○議長(宝新君) 総務部長。

◎総務部長(橋野まり子君) 感染症対策について、避難者の十分なスペースの確保や手洗い、うがいの徹底、マスクの着用のほか、受付時や避難後も健康状態の確認を行うことなどをまとめた市の対応方針を、避難所運営委員会などの関係者に通知したところです。
 また、避難所等では、発熱やせきなどの症状がある方や濃厚接触者のための専用スペースを確保するためのテント型パーティションのほか、予防対策としてのマスクや消毒液、体温計などを6月補正予算成立後、整備するよう準備を行っているところです。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) ありがとうございます。
 そうですね、しっかりとした準備をしていただければと思います。
 そこでもう一点、少しさらにといいましょうか、追加での質問になるんですけれども、大規模災害が発生した場合、マスクや消毒薬等、そういった物資についてはやはり不足が生じるのではないかと思います。自治体における物資、資材の備蓄について、具体的な品目、数量等の国の基準とか、あるいは、通告上「市」と言いましたけれども、県でもよろしいんですけれども、何かそういった独自基準といった、通告上「本市の」と通告させていただきましたが、独自基準といったものはあるのか伺わせていただきます。よろしくお願いします。

○議長(宝新君) 総務部長。

◎総務部長(橋野まり子君) 国や県における新型コロナウイルス感染症対策では、備蓄品目や数量の基準はございませんが、有効と考えられる物資や資材を可能な限り準備するよう示されているところです。
 また、市では地域防災計画による避難者想定などから、必要数量を推計しているところです。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) ありがとうございます。
 申したとおりですけれども、やはり物資がそのとき足りなくなるのではないかという懸念もありますので、なかなか想定はしづらいところですけれども、しっかりと対応していただければと思います。
 本当にこの災害対応については未知の部分も大きいですし、複合的なことになってきまして、担当課としても非常に大変ではないかと思いますけれども、昨年のこともちょっとありましたし、しっかりとしていただければと思います。よろしくお願いいたします。
 続きまして要旨3、コロナ禍での学校運営についてでございます。
 細目1、オンライン上での生活支援や授業の課題点についてでございます。
 この件につきましては興味、関心が非常に強いのかなと思います。前者の多くの議員からも一般質問が出ており、内容的にもほぼほぼ出尽くしているのかなというふうに思いますけれども、若干質問をさせていただきたいと思います。
 早速質問に入りますけれども、まず現状把握として、こちら休校中のオンライン上での生活支援や授業について、生活支援というのは、いわゆるホームルームですね--について、県内の公立小・中学校でどのような状況だったのか、その状況について確認をさせてください。よろしくお願いいたします。

○議長(宝新君) 教育総務部長。

◎教育総務部長(白石嘉雄君) 県内の公立小・中学校の状況についてですが、東葛地区の近隣市に聞き取りをしたところ、市全体で臨時休業中にオンライン上でのホームルームや授業を実施したところはありません。なお、聞き取りをした市外の幾つかの学校では、学級や学年単位で取り組まれたところはあるというふうに聞いております。
 以上です。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) 分かりました。
 なかなか、前者からもるる質問がありましたが、いろいろ課題点はあろうかと思います。
 続きましてもう一点、オンライン授業等で必要な環境調査アンケートといったものを行ったと聞き及んでおりますけれども、結果どのような課題があったのか。とりわけ双方向の授業をする際、オンライン環境については通信速度が非常に重要だと考えておりますが、その点について市の見解をお伺いいたします。よろしくお願いします。

○議長(宝新君) 教育総務部長。

◎教育総務部長(白石嘉雄君) 各学校で行いました調査結果では、家庭にインターネット環境が整っていない児童・生徒数は小学生で233名、中学生で72名おり、これらの家庭でインターネット環境やパソコンやタブレット端末等が整っていないことが課題であると認識しています。
 また、学校と自宅にいる児童・生徒がパソコンやタブレット端末等を使い、双方で円滑に通信を行うには、通信速度は大変重要な要素であると考えています。
 以上です。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) ありがとうございます。
 非常に、私もウェブ等で会議等やらせていただいておりますけれども、意外と盲点としては、Wi-Fi環境は整っているんですけれども、通信速度が遅くてかくかく動いてしまうというところで、円滑な授業ができないというところが結構見落とされがちなのかなと思いますので、その点をしっかりと把握していくということが重要になってくるし、対応していくことも重要なのではないかという思いで取り上げさせていただきました。
 これも度々になりますが、前者からるる要望等出ておりますので、私からは特段言うこともないんですけれども、しっかりと、同じような思いで思っておりますので、お願いしたいなと思っております。よろしくお願いいたします。
 細目2、学校運営全般についてでございます。
 本当にこの学校運営、大変だと理解しておるところなんですけれども、対応方針として文部科学省が6月5日、今後の対応策や文部科学省としての支援策をまとめた「学びの保障」総合対策パッケージを公表いたしました。新型コロナウイルスによる休校長期化で生じた学習の遅れを取り戻すため、再開後の小・中学校では授業時間を補習や家庭学習で補うことが可能とする通知を全国の教育委員会に出されたそうです。
 この通知に基づき本市は今後どのような対応を行っていくのか、まず概要としてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

○議長(宝新君) 教育総務部長。

◎教育総務部長(白石嘉雄君) 各学校におきましては、臨時休業中に児童・生徒に課した学習内容の習得状況を丁寧に把握した上で、令和2年度内に予定している学習内容について指導が終えられるよう、教育課程を工夫して学習計画を見直しているところです。
 また、通知の中では、卒業学年以外は2年から3年かけて教育課程を編成することが可能と示されているので、児童・生徒一人一人の学びの状況に合わせて学習の定着が図れるよう、市としての統一感を保ちながら、学校ごとに工夫した取組を行ってまいります。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) ありがとうございます。
 極めて異例な年度だと思いますし、次年度以降も非常に影響があろうかと思いますけれども、しっかりとご対応をお願いいたします。
 続きまして、感染者等が発生した場合ですとか濃厚接触となる児童・生徒の出席等に関する対応はどのようなものか、伺わせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

○議長(宝新君) 教育総務部長。

◎教育総務部長(白石嘉雄君) 児童・生徒に感染者が発生した場合、感染拡大を防ぐため、在籍する学校は臨時休業となります。また、児童・生徒が濃厚接触者となった場合は、該当者は出席停止の扱いとなりますが、当該校は臨時休業とはいたしません。
 なお、期間は保健所が定めた期間とし、感染者と最後に濃厚接触をした日から2週間程度が基本と示されています。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) 分かりました。
 市川市で本日から3日間ということで聞いておるところなんですけれども、本当に人ごとではないなというふうに思っておるところでございます。
 続きまして、少し前者と同じような答弁になってしまうかもしれないんですけれども、聞き方がちょっと違いますので、ご理解ください。
 今後のスケジュールとして、私としては3つ上げたんですけれども、夏休みと冬休み、土曜日の活用について、こちらについての見解をお伺いいたします。よろしくお願いします。

○議長(宝新君) 教育総務部長。

◎教育総務部長(白石嘉雄君) 臨時休業中の学習内容の習得のため、休業日である県民の日や、夏季休業及び冬季休業中の一部を授業日として設定いたしました。また、土曜日については、各学校で運動会や授業参観、保護者会等の教育活動を実施する予定となっております。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) 済みません、もう一回確認の意味でこちら聞かせていただきたいんですけれども、学校行事への見解についてですけれども、運動会、修学旅行など学校行事の実施について、現時点で構いませんけれども、見解はどのようなものかお伺いいたします。よろしくお願いいたします。

○議長(宝新君) 教育総務部長。

◎教育総務部長(白石嘉雄君) 各学校におきましては、学校行事の教育的意義や必要性などを再認識した上で、児童・生徒の心情等にも配慮し、年間を通しての実施の可否や開催時期、方法等について検討しているところです。
 校長会では各学校の情報を集約しながら、教育委員会も関わりながら、その方向性について今、検討しているところです。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) 分かりました。
 なかなか難しいというところもあろうかと、本当に大変だと思います。しっかりと根拠を示せるような形でという、様々、やるにしても、やらないにしてもというところではないかと思います。
 最後になりますけれども、今後、学校側の広報といいましょうか、説明責任といいましょうか、その点についてですね。地域や家庭に対して、子どもたちの学びの保障のためにしっかりと学校側からも取組方針について、何ですかね、十分認識の共有を図っていくことが重要ではないかなと思います。通知等で出されておるところなんですけれども、保護者としても、なかなかそこまでは理解が及ばないと思いますけれども、周知の方法について、最後、お示ししていただければと思います。よろしくお願いします。

○議長(宝新君) 教育総務部長。

◎教育総務部長(白石嘉雄君) 今後の学校運営に当たりまして、感染症対策と学力保障の両立を図ることは重要な課題であり、地域や家庭との連携の下、様々な観点から対策を講じていく必要があるものと認識しています。
 現在、各学校においてPTA役員会や運営委員会及び保護者会を通して、今後の学校の取組について説明するとともに、学校だよりやホームページ等を活用して周知し、ご理解、ご協力を依頼しているところです。
 また、地域に対しても、各中学校区の青少年健全育成協議会や地域自治会への学校だよりの配付、掲示などを通して同様の対応をしていく予定となっております。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) どうもご答弁ありがとうございます。
 いろいろ要望等、述べさせていただきましたけれども、しっかりと頑張っていただければと思います。どうもお疲れさまでございます。
 最後、要旨4、社会福祉についてでございます。
 新型コロナウイルス感染拡大によって経済活動が停滞したことで、雇用関係にも大きな影響を及ぼしていることは間違いないと考えられます。
 そこで、最後のセーフティネットたる特例貸付制度及び生活保護について、直近の数字を把握するために質問させていただきたいと思います。
 まず細目1、緊急小口貸付についてでございます。
 こちらは、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、休業等により収入の減少があり、緊急かつ一時的な生計維持のための貸付けを必要とする世帯に貸付けを行うものではございますが、比較のため、まず2019年度1年間の貸付件数及び金額を示していただき、その上で2020年度の貸付けの件数及び金額について伺いたいと思います。よろしくお願いします。

○議長(宝新君) 福祉部長。

◎福祉部長(植草工君) 2019年度1年間の緊急小口貸付の件数は7件で、金額は63万円となっております。
 一方、2020年度5月末までの2か月の実績につきましては、緊急小口貸付が3件、27万9,500円、新型コロナウイルスによる特別小口貸付が223件、4,296万円となっております。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) ありがとうございます。
 次に、総合支援貸付についてでございますが、こちらについても2019年度の1年間の貸付件数及び金額、そしてあと2020年度の貸付件数及び金額について伺いたいと思います。よろしくお願いします。

○議長(宝新君) 福祉部長。

◎福祉部長(植草工君) 2019年度1年間の総合支援貸付けは、ございませんでした。
 一方、2020年5月末までの2か月の実績につきましては、14件、705万円となっております。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) それでは次に、細目3、本市の生活保護の状況についてでございます。
 こちらについても、コロナ禍による失業や収入減などで生活困窮に陥った方が想定されますけれども、4月、5月の生活保護の申請件数及び前年同月比で何%変動しているか、伺わせていただきたいと思います。よろしくお願いします。

○議長(宝新君) 福祉部長。

◎福祉部長(植草工君) まず、今年度の4月、5月の生活保護の申請件数ですが、4月が45件、5月が22件となっております。
 また、平成31年度--令和元年度では、4月の申請件数が29件、5月が21件となっており、前年同月比ですと4月が155%、5月が105%となっております。
 以上です。

○議長(宝新君) 柳 毅一郎君。

◆(柳毅一郎君) 分かりました。
 今回は数字のみを通告をさせていただいておるところなんですけれども、緊急小口のほうの、コロナのほうの貸付けがすごい数字だなというふうに思いましたのと、やはり生活保護も155%という状況だったということで、上昇しているということは理解いたしました。
 内容等についてどういうことかということは、通告しておりませんので聞きませんが、引き続きこの数値等、内容も含めて、今後、私も注視してまいりたいと思います。
 以上で私の一般質問を終了させていただきたいと思います。ご清聴ありがとうございました。

2020年09月06日
柳 毅一郎

 

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