浦安青年会議所「e-みらせん」の原稿② いまの浦安の課題について

いまの浦安の課題については以下のような原稿で臨みました。

いまの浦安市の課題
 やはり浦安市の優位な財政という分野をいかに維持するかということを考えねばならないです。浦安市は財政はたしかに優等生であります。浦安市は東京ディズニーリゾートという全国トップクラスの商業集積を擁しているうえ、市内には高所得層が居住する住宅街があり、「財政力指数」「1人当たり地方税収」「納税者1人当たり課税所得額」の3指標すべてでトップにあります。
しかし、この点で、安心はしても慢心はしてはならないと思います。浦安市と財政力トップを誇る、武蔵野市は吉祥寺という全国トップクラスの商業集積を擁して、浦安市と同様に市内には高所得層が居住する住宅街があること.から類似点は多い自治体ですが、その武蔵野市が、公共施設の再編を含む中長期財政シミュレーションを出していて、一つの参考として2013 年(平成25 年)度から2031 年(平成43 年)度までの期間における財政シミュレーションを行なったそうですが。
武蔵野市の発表では、歳出については、扶助費や繰出金の増加により微増で推移する。歳入については、消費税法改正による地方消費税増収の影響と基金の取崩しにより、2028 年(平成40 年)度までは歳出との均衡を保てる。
基金残高については、これは、家計でいう普通預金と考えて頂いてけっこうですが2013 年(平成25 年)度時点で283 億円あるが、都市基盤、公共施設の更新などにともない基金から歳入への繰入れが進み、2029 年(平成41 年)度には0 円となる。
基金の枯渇する2029 年(平成41 年)度から歳出が歳入を超過し始め、2031 年(平成43 年)度までに、財源不足の累計は約150 億円に達する。
また、市債残高については、都市基盤、公共施設の更新にともなう市債発行により、増加する。
なお、20 年という長期間を想定した財政シミュレーションは、税制改正による影響など不確定要素が多く、社会状況の変化に合わせた見直しが必要である。また、大きな財政負担となる公共施設の本格的な更新時期は、今回のシミュレーション期間より先の2032 年度(平成44 年度)以降に訪れる。そのため、長期計画・調整計画の策定ごとに、財政シミュレーションを見直す必要がある。
と武蔵野市は浦安市同様、現在財政的に優位にありますが、将来への危惧を正直に吐露しているところです。ある調査では、日本の自治体が計画した将来の人口推計を足し合わせると現在の日本の人口推計の2倍にもなるそうです。計画とはバラ色の未来を見せることだけではいけないと思った次第です。浦安市も現実に即した対応をこれからはせねばなりません。
この現状の予算措置や中長期を考えた財政面の予測については、浦安市はまだ甘い予測をしているのでは、ないかと私は危惧しております。

2015年04月06日
柳 毅一郎

 

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