3月議会 反対討論

○議長(辻田明君) 次に、議案第7号に対する反対討論。
 柳 毅一郎君。
     (柳 毅一郎君登壇)

◆(柳毅一郎君) それでは、反対討論を行います。議案第7号 平成25年度浦安市一般会計予算に反対の立場で討論いたします。
 予算案について、特に重要な案件である新市庁舎建設関連予算及び北栄三丁目市有地に関連する予算について述べさせていただきたいと思います。
 まず、新市庁舎建設にかかわる予算でございますが、毎度も言って恐縮なんですけれども、これは今建設すべきではないという一言に尽きます。今後、復興が進み、市の財政状況の見通しがついた時点でこれは実行すべきではないかということでございます。
 市側の新市庁舎建設の論拠としては、幾たびといいましょうか、何点も挙げられているところだと思いますが、例えばバブル期の計画よりも金額は低減しているですとか、住民規模と市庁舎の規模がマッチしていない、あるいは当然のことながら施設や設備の老朽化、あと執務室の不足と機能の分散化による市民サービスの低下と業務効率の低下等であると思います。とりわけ震災後は、震災時の安全性と業務継続性の確保といったことを論拠にされていると思います。
 しかし、何度も私も申し上げているところでございますが、財政状況の見通しがいまだ不明瞭なままに建設に着手することを、非常に不安を覚えます。現下の問題点は、復興関連予算が今後どの程度になるのか、あるいは将来的に浦安市は高齢化になります。その予算。あとはインフラ、公共施設、市役所も公共施設でございますが、種々公共施設の老朽化の問題があり、この点も併せて総合的に議論されていくべきではないかと思います。
 例えば豊島区でありますと、平成8年4月に財政危機を理由として、計画してきた新庁舎の着工延期を決定いたしました。この際の財政状況等は浦安と変動がございますが、今後、復興でかかる予算というものは非常にまだ未知数なものであり、その点を考慮していくことが必要であると思います。豊島区においては、平成11年度から10年間、ありとあらゆる区財政構造改革を断行して職員数も2,899人から2,038人へと約900人を削減し、職員人件費を282億円から218億円と大きな抑制を行いました。そして、先ほど申したとおり今後の浦安市全体の公共施設の老朽化の問題等への備えというような形で、施設の老朽化対策の基金として平成11年度、例えば学校も浦安市でも老朽化していきますが、豊島区では義務教育施設整備基金等さまざま基金を増加させる、反転といいましょうか、将来への積立金を増加させていきました。その上で目下、新庁舎が建設されているところでございますが、ここについても合築等を行い、一般財源や新たな借金の負担のない計画が立てられたものでございます。
 もちろん、財政状況や地域特性は当然あります。ただし、財政運営の取り組みや行政改革の取り組み、市民に負担をかけないといった姿勢は参考にしても非常にいいのではないかと思います。
 そして、また私が一番論拠とするのは、今建設すべきではないという論拠になりますが、本当に浦安市の中長期的な財政上の懸念が払拭された際に、タイミングとしてこういった庁舎の問題は実行するべきではないかと私は考えております。
 次に、北栄三丁目の市有地の賃貸借に関連する予算でありますが、こちらはそもそも北栄三丁目の市有地は浦安駅周辺の駅前再開発と市街地再整備を進める目的のため種地として取得した経緯がございます。株式会社ダイエーの店舗用地として長期間貸し出すことは、再開発自体をどうするのか定まっていないとも受け取れます。再開発に際し問題が生じることは極めて高いと考えられます。また、ダイエーの売上げ規模を見ても、これは地元の商店に当然懸念があるものと考えられます。それゆえにダイエーの出店は私は見直しをすべきではないかと、そう判断いたします。
 以上、私の反対討論といたします。

2013年06月08日
柳 毅一郎

 

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