浦安市議会での問責決議について
折本議員の問責決議反対討論を準備していたのですが、質疑、賛成反対討論が省略されてしまったので自身のブログにて公開したいと思います。
週刊ポストの記事を要約すると
「義援金」として集めたお金(3億超)が一般財源に→(例えば)花火大会に使われている!
今回の問責決議の主張を要約しますと
義援金は一般会計ではあるが特定財源として市議会全員賛成の下、「「被災者住宅等再建支援事業」に計上された。花火大会に使われた事実は一切ない。
浦安市災害義援金(災害復旧費寄付金)の使途について、折本議員がとった行為は、市議会における審議・議決を軽視するもので、また事実に反する。結果、義援金を頂いた方々はもとより、市民をはじめ多くの皆様に誤解され、浦安市、浦安市議会に対する信頼を大きく損なう状況が生じた。こうした状況を生じさせた同議員の行為は、結果として注意を払ったとは言い難いというものであるとの考えであります。
しかし
記事において「折本議員がとった行為」とは
「市の財政課に義援金について訊くと、『市の一般会計予算に入れる』というのです。つまり、義援金は被災者に分配するのではなく、市の事業に使うということ。担当者は『市の事業に使うものであることは、寄付する当事者に口頭で説明している』といいますが、そんなことはありません。
事実、私が所属するボランティア団体は、市の要請を受けて義援金を出している。あくまで浦安で被害に遭った8000世帯に義援金が行き渡るようにと考えたからです。とんでもない裏切り行為ですよ」との発言のみ。
→この折本議員の行為が問責決議にあたるものか??
→「一般会計に算入」も「説明がない」ことも「軽視」「事実無根」ではない。「市庁舎改築・花火大会に使われた」か否かについての記事は完全に市職員の発言を受けたポスト記者の考え。
また、折本議員は、平成23年6月議会での一般質問においても、「義援金が花火大会には使われていない」という認識を明らかにしている。記事の文責は週刊ポストです。折本議員が書いたものではありません。
また、「折本議員の告発が発端だから、市が週刊ポストに抗議はしない」として市当局が繰り返し述べているが、あくまでもこの告発という部分はポスト記者の文章であります。
以上を踏まえて週刊紙の記事によって折本議員に責任が生じるのか?
折本議員の発言はあくまで「義援金が一般会計に入れられた」ことと、「それについての説明がない」ことだけ。この発言のみでは責任は生じ得ない。義援金が「花火大会」などに使われたとの誤解を生んだ記載はポストの記者の問題であり折本議員の発言そのものをもって責任を問うことは無理がある。
今回の報道についてはあくまで文責は週刊ポストにあり、折本議員が誌面の最終確認やあるいはテレビ朝日の番組上での疑念払拭を怠るといったなどという極めて漠然とした理由をもって問責決議を可決する様なことがあってはならない。以上を以て反対討論と致します。
2012年10月05日
柳 毅一郎