新元号「令和」を政令公布

令和

 『令和』の出典は、万葉集にある「初春の令月(れいげつ)にして 気淑(よ)く風和(やわら)ぎ 梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き 蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす」(時は初春の良き月、空気は美しく風も和やかで、梅は鏡前で装うように白く咲き 蘭は身に帯びた香りのように香っている) との文言からの引用になります。元号の典拠が日本古典(国書)となるのは初めてとのことです。
 
 そして、この「令和」には、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ、という意味がこめられています。

 万葉集は「日本最古の歌集であるとともに、天皇や皇族、貴族だけでなく、防人(さきもり)や農民まで、幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められ、わが国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書」と首相が会見で説明をされておりました。万葉集は、様々な人々の歌という幅広さが、万葉の歌をより多彩な魅了を持たせたことから、新たな時代には、多くの人が手を取り合って魅力あふれる国をつくってほしいと願いが込められているのではないかと思います。

 5月1日に皇太子殿下がご即位され、その日以降、この新しい元号が用いられることとなります。新元号が市民生活に定着するよう、浦安市としても一層の啓発に努力されることを期待します。

2019年04月01日
柳 毅一郎

 

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