六十六回目の終戦の日を迎えて
六十六回目の「戦没者を追悼し平和を祈念する日」を迎え、あらためて全ての戦没者に対し哀悼の誠を捧げるとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
今日私たちが享受している平和と繁栄は、祖国と家族の未来を案じつつ戦場に散り、戦禍に遭い、或いは戦後遠い異国の地で故郷を思いながら亡くなられた三百万余の同胞の尊い犠牲と、大切な肉親や家族を喪いながらも焦土と化した国土の復興に努力されたご遺族の皆様のお陰であるということを一時たりとも忘れてはなりません。
受けた恩に感謝し、その恩に報いる努力を続けることは、人として当たり前のことです。世界のどこの国においても国のために殉じた人々を国の責任において、顕彰し感謝の誠を捧げることは常識です。
しかしながら戦後六十六年を経た現在も、国民の代表たる内閣総理大臣が堂々と靖国神社に参拝することもせず、未だ異国の陸海に眠ったままの遺骨収集も遅々として進んでおらず、国内での軍人墓地の管理は地方公共団体にゆだねられたままで忘却のかなたに押しやられようとしています。厚生労働省にも防衛省にも戦歿者追悼を担当する専門部局すらなく、国家としての追悼と顕彰は十分なものではありません。戦歿者に心からの追悼と感謝の誠を捧げ顕彰する、独立国家としてふさわしい追悼行政を実施しなければなりません。
先人たちが命を賭して守ってくださった、この素晴らしい日本を次代に継承し、我が国を取り巻くあらゆる脅威から国土と国民を守り抜くために全力を尽してまいることをお誓い申し上げます。
たちあがれ日本
代表 平沼赳夫
2011年08月15日
事務局