南相馬市について

5月9日~10日、平成24年度第1回「市町村議会議員特別セミナー」(千葉県、市町村職員中央研修所)に行ってきました。写真は南相馬市議の但野謙介さんです。以前よりお付き合いさせて頂いている方で、今回の研修所で久々の再会となりました。
南相馬市について話す機会がありましたが、本当に大変な経験をなされたそうで・・・語って頂いた3.11震災後の印象的なエピソードは、最近(4月16日午前0時)に、東京電力福島第1原発事故をめぐり、福島県南相馬市の警戒区域が解除されましたが、警戒区域に入ると白骨化した遺体がまだまだ出てくるということ。また、震災直後は津波によって亡くなられた方のご遺体を子供用のソリで運んで、筵(むしろ)の上に安置したという話も忘れられない。筆舌に尽くし難い経験をなさっています。南相馬やその他被災地のその後の現状はなかなか首都圏では詳しく報道する時間が減っており、ともするともう復興したのではと勘違いする人さえいます。しかし現実にはまだまだ震災の影響は大きく復興への道のりは長く厳しいものとなっております。今後も、首都圏と東北の心が乖離しない事を強く訴えていかねばならないと思います。震災時、国民がおこなった利他的な行動の精神を忘れてはならないと思います。被災地との意識の乖離は被災地の方を苦しめる事に繋がりかねません。
最後に但野さんに気軽に頑張ってとは言えませんので、せめて本当にお体を大切にしてと言わせていただきます。
2012年05月12日
柳 毅一郎