藤原保信教授について
藤原保信教授という名前を聞いたことがあるでしょうか?おそらくほとんどの人が聞いたことことが無いと思います。最近、ハーバード白熱教室でサンデル教授が取り上げられていまして、教授は自身はコミュニタリアン(共同体主義)だと明言しておりました。
サンデルブームに乗るわけではないですが、藤原保信(元早稲田大学政治経済学部教授)は日本の共同体主義を考察する上で、私個人としては当時一番、考えていた人ではないかと思います。
私自身の政治哲学(共同体主義)もここに内包されると思います。藤原教授の自由主義の再検討(岩波新書)という名著がありますが、大学時代に輪読をしましたが、優れた書籍だと思いますのでご一瞥していただけたらと思います(おそらくブックオフで100円で売っています。内容と値段が見合っていません)。
父が早稲田大学政治経済学部に在籍した際に講義を聞いていたそうですが、政治学で話を聞いていて一番の教授だと述べておりました。
また藤原教授の苦学されていた人生も私は意気に感じるところです。余談ですが、最近では共同体主義を勉強する際に、菊池 理夫著 現代のコミュニタリアニズムと「第三の道」』(風行社 2004年)が有益なのではないかと思います。
2012年02月10日
柳 毅一郎