令和六年の念頭にあたり 浦安市議会副議長   柳 毅一郎

 皆様におかれましては、令和六年の初春をお迎えのことと、お慶び申し上げます。
 旧年中は、浦安市民の皆様をはじめ、多くの方々よりお世話になりましたことを心より御礼申し上げます。

 さて、昨年は新型コロナウイルスの影響が少しずつ緩和されコロナ対策をしながらも日常生活を取り戻すフェーズだったと言えます。浦安市としてもコロナ禍からの経済社会活動の正常化が進み、緩やかに回復している一方で、世界的な物価高騰とそれに対応する必要がありました。
 令和六年度(2024年度)も浦安市は、コロナ禍で痛んだ主要産業たる観光業の回復を引き続き図ることや、少子高齢化に伴う人口構造の変化に対応できる持続可能なまちづくりを進めていくことが求められ、引き続き対応が必要があります。
 また歳入の根幹である市税においては、景気が緩やかに持ち直している状況にありつつも、新型コロナウイルス感染症の長期化などにより、市税収入が以前の水準までに回復していない状況であります。その一方でアフターコロナの明るい兆しも見え始めてきているところです。
 そのため令和六年度(2024年度)は、足下の物価高や我が国の経済の下振れリスクに万全の対応を図りつつ、浦安市経済の持続的な成長と分配の好循環を実現することを念頭に行政・議会運営を行っていく必要があります。
 そしてコロナ禍におけるピンチをチャンスとして活かし、デジタル改革等、新たな価値観のもと施策を推進することで本格的な反転攻勢の年としたいです。
 浦安市が埋立地開発以来、まちづくりに有効に連携してきた民間活力の活用を発展させる他、浦安市が持続可能なまちになるべく必要性や優先度が高い事業を目利きし、地方自治法2条14項にある「住民の福祉の増進に努めるとともに、最小の経費で最大の効果を挙げる」といった方針を大事に考えながら市政運営を行う必要があります。

 そして何よりその実現のためには、基本的な心構えとして、多様化する市民ニーズに迅速かつ的確に対応し、市民サービスの向上を図るため、市民のニーズをしっかりと把握し、その上で市民に親しまれる市役所や議会づくりを進めていくことを大切に考え、私自身もそのことを意識しながら活動を行って参ります。

 結びとなりますが、浦安市を今も未来も、内外に誇れるまちにすることを目指し、微力ながら本年も頑張って参ります。どうぞ今年一年間よろしくお願い申し上げます。

2024年01月01日
柳 毅一郎

 

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