コロナ複合災害への備えについて

内閣府資料より

他市資料より

新型コロナウイルスによる感染症による影響により、とりわけ「3密」対策が必要となる避難所の在り方が問われることになります。

本市としても、風水害時の待避所について情報提供をしておりますのでご覧になって下さい。

本文中で触れられていますが、昨年の豪雨被害対策からの意見と対応として、待避所という考え方を新たに設定しております。考え方として非常に重要になりますので、是非一度ご覧になってほしいと思います。

特に、この避難の全体像避難所等における感染症対策についてはご覧になっておいて下さい。

また昨年要望が多かったペット専用避難所についても、ペット専用退避所という形で示されております。ペットの同行避難については自身も以前(平成26年3月定例会)に住民からの要望を受け訴えさせていただいたこともあり、今回の件、きめ細やかに対応いただきありがたいなと思いました。

また以下に自身の令和2年6月議会で一般質問(コロナ禍の避難所運営について)の議事をまとめましたので簡単に報告させていただきます。

質問
 浦安市の避難所等における新型コロナウイルス感染症への対応方針及び在宅避難等の避難行動をどのように周知を行うのか伺う。 

回答
 感染症の流行が続く中で、災害が起こるという事態に備えるため、平時には、「自らの命は自ら守る」という意識を持ち、自宅の災害リスクと、取るべき行動を確認していただくことが、重要であると考えています。特に、自宅等での安全が確保できる場合は、「在宅避難」や「親戚・知人宅への避難」などを行うことにより、避難所等での感染リスクを避けることが可能であることから、5月末には自治会自主防災組織への通知や市ホームページ、6月1日号の広報うらやすでも周知したところです。今後についても、これまでの取り組みのほか、防災の手引きなどの啓発冊子や防災講話など、様々な機会を捉えて、引き続き周知していきたいと考えています。

質問
 感染症対策を講じた形での指定避難所の収容可能人数の調査を行ったのか。また、その結果は。
回答
 地域防災計画における最大の被害想定は、「浦安直下地震、マグニチュード7.1に設定し、冬季の午後6時、風速8m」の場合で、この想定避難者数は、約30,000人であり、市内34か所の指定避難所の受け入れ可能面積から1人あたりの面積を推計しますと約3㎡(2.66㎡)となります。
今回、調査は行っておりませんが、総務省消防庁基準の約1.65㎡に比べ、スペースの確保が可能となる推計となっております。

質問
 必要に応じてホテルの活用について、市の考え方を伺う。
回答
 現在、市内14ホテル事業者と、高齢者・障がい者等の災害時要援護者対策などに対し、「災害時における応急協力に関する覚書」を締結しており、災害の発生時には、これらを最大限活用するなど、避難所等における感染防止対策を図っていきたいと考えております。
 また、国より災害時における避難所等への活用について、前向きな宿泊施設のリストの提供があり、本市では3施設が掲載されていることから、今後、これらの宿泊施設の活用について、事業者と調整を図っていきたいと考えております。

質問
 感染症に対応するため、パーティーションの使用、十分なスペースの確保などの具体的な対策案が示されているが、その準備状況について伺う。
回答
 感染症対策については、避難者の十分なスペースの確保や手洗い、うがいの徹底、マスクの着用のほか、受付時や避難後も健康状態の確認を行うことなどの対応方針を避難所運営委員会等の関係者に通知をしているところです。
また、避難所等では、発熱や咳等の症状が出た方や濃厚接触者のための専用スペースを確保するためのテント型のパーティションのほか、予防対策としてのマスクや消毒液、体温計等を6月補正成立後、整備するよう準備を行っているところです。

質問
 感染症対応の備蓄品の品目や数量について国の基準、もしくは本市独自の基準はあるのか。
回答
 国や千葉県における、新型コロナウイルス感染症対応の、備蓄品目や数量の基準はございませんが、有効と考えられる物資や資材を、可能な限り準備するよう示されております。
また、市では、地域防災計画による避難者想定等から必要数量を推計しているところです。

2020年07月06日
柳 毅一郎

 

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