高洲中央公園のモニュメント建設中止を求める請願

7月2日本会議にて、8月に建設予定とされている高洲中央公園のモニュメント建設中止を求める請願について以下のような賛成討論を行いました。ご一瞥ください。

 高洲中央公園のモニュメント建設中止を求める請願に賛成討論をさせて頂きます。

 モニュメントの存在が、都市や街のイメージをつくり、ランドマークともなることを総合的に考え浦安のことそして高洲地区のことを考え高洲中央公園のモニュメント建設中止を求めることに賛同致します。
 まず第1に震災の爪痕をモニュメントとして遺すことについては、遺した物によって住民が受ける精神的な苦痛も考慮しなくてはなりません。住民としても、液状化の象徴である貯水槽がモニュメントになり恒常的に目に触れることについて「つらい」と考えている人の声を充分に聞いたとは思えません。
 そして第二に請願の文章に「あのマンホールを見て誰が住みたい」との文言がありますが、やはり浦安市に住みたいと思う新規住民はこのモニュメントを見て、二の足を踏むのではないかと想像できる点があげられます。
 そして第三にモニュメントとする貯水槽は1996年、災害時の給水を目的に、約1億2100万円を投じて公園駐車場地下に埋設されたものであり、震災では、コンクリート製の取水口などが壊れ、断水に苦しんでいた市民に貢献できなかった経緯は決して美談とは言えないものであります。
 貯水槽は設置の目的は市民を助けたいとの気持ちで作られたことは理解いたしますが、しかし結果として断水に苦しんでいた市民に貢献できなかった経緯があり、それを震災時の教訓と示すのにはいささか無理があるのではないか。 
 私は、震災モニュメントの意義は震災を記憶し、復興の歩みを後世に伝え、市民を励まし、大規模災害に対する住民の連帯による復興の意義をアピールすることと考えます。
 しかし断水に苦しんでいた市民に貢献できなかった貯水槽のストーリーや今後の高洲地区の復興への影響を考慮すると、本モニュメントが市民を励まし、大規模災害に対する住民の連帯のシンボルを果たすとは考えられません。よってモニュメント建設を賛同致しかねます。
 最後になりますが、冒頭にも述べたとおりモニュメントの存在が、都市や街のイメージをつくり、ランドマークともなることを総合的に考え、皆さまの判断のほど宜しくお願い申し上げます。
 以上本請願の賛成討論と致します。

結果は否決となりましたが、やはりこのモニュメントは浦安にプラスの影響を及ぼさないのではないかと思います。

2012年07月06日
柳 毅一郎

 

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