教育民生常任委員会 行政視察

5月16日~5月18日にかけて教育民生常任委員会の行政視察に行ってまいりました。

大阪市役所外観


 まず初日は大阪市役所へ小中一貫教育について行政視察を行ってきました。施設一体型のやたなか小中一貫校が開校(24年4月)したことについて、関心が集まりました。なかなか小学生と中学生が同じ教室で学ぶところなど見たことが無い先進的な取り組みです。まだまだ実験段階であるということなので、既存の学校とどう違うか(どう子供が育つか)は結果が出ていないところですが、私も今後このような取り組みの与える影響について注視していきたいところです。

大阪市議会議場にて

2日目 午前 社会福祉法人太陽の家京都事業本部 オムロン京都太陽株式会社視察 


 障がい者の雇用の場の先進事例として、訪問いたしました。何とも立派な事業でありました。工場内部での写真撮影は不可でありましたが、もくもくと働く障がい者の姿がそこにはありました。私が言うのもおこがましいですが、CSRという言葉ができる以前にこのような活動に取り組んでいるオムロンは立派です。またお話で興味深かったのは、就業後、離職者がほとんどいないというお話でした。工場内を視察して、障がい者が働きやすい職場であり、やりがいがある職場なのだと思います。また実際に雇用する立場として、知的障がい、精神障がい、発達障がい、身体障がいの特性について理解して雇用しなければならないと語っていたことも印象的でありました。

2日目 午後 湖南市商工観光労政課にて障がい者雇用について視察

 H16年に「湖南市発達支援システム」(平成14 年度に開始した、支援の必要な人に対し、乳幼児期から学齢期、就労期までの縦の連携、および教育・福祉・保健・就労・医療の横の連携によって支援を提供する湖南市独自の仕組み。)で内閣総理大臣賞を受賞したこともある湖南市は、さらに上を目指すべく、「障がい者就労情報センター」を設置しました。
 これはどのようなものかというと、身近な地域(市の区域内)において就労に関する情報を一元的に集約提供し、人と仕事のきめ細やかなマッチングをはかることで就労支援の効率化と企業の負担軽減を図り、障がい者の働くチャンスを拡大するとの意図があります。分散している情報と支援を一元化したことが比較優位になったのではないかとのこと。
 また、「チャンスワークこなん」を24年3月に開所したことも先進的な取り組みと言えます。今までは、障がい者就労情報センターや担当窓口で職業支援は受けることは可能であったが、職業紹介は近隣の甲賀市のハローワークまで行かねばならなかった。しかし、今回「チャンスワークこなん」の開設により、市役所内で職業相談から職業紹介までワンストップサービスでよりスピーディーとなる取り組みを開始しました。 「チャンスワークこなん」によって平成14 年度に開始した「湖南市発達支援システム」が一通り完成したのではないかとの担当者の言葉があり、その際、イキイキとそのことについて語っていたことがなんだか印象的でした。

三日目午後 品川区 社会福祉法人 こうほうえん視察
 2009年4月、廃校となった区立小学校跡を活用した介護・保育の複合施設「ヘルスケアタウンにしおおい」が東京都品川区にオープン。この事業を手がけた品川区と、運営を行う社会福祉会こうほうえん(鳥取県米子市)に話を聞いてきました。

学校の廊下であったとは信じられない


この「ヘルスケアタウンにしおおい」は、平成19年3月末で廃校となった原小学校の校舎を活用して開設されたもの。
「区では小中一貫教育を推進しています。原小学校は大正12年の開校と歴史のある学校でしたが、校舎の耐震性に問題もあったことから近くの中学校に統合させる形で廃校としました。その活用方法として公設民営による高齢者住宅を考えたのです」とのこと。
 区では区立、あるいは民間賃貸住宅を区が借り上げるような形で、区内に10カ戸210戸の健常高齢者向け住宅を供給してきました。しかし、古い建物が多くバリアフリーになっていないものがあること、実際には入居者の3割が要介護認定を受けている、などの問題がありました。
 そこで区は、「高優賃・保育・敬老会館の3つを一括開設・運営」を条件に、土地・建物を20年間無償貸与する、全国の社会福祉法人に呼びかけました。それに応じた社会福祉法人は4つ。その中で事業プランが優れていた「こうほうえん」が貸与先として選ばれたとのこと。

 外観はこのような形で、知らない人が見ると小学校です。このような廃校を利用するケースが少子高齢化のため増加すると考えられます。財政的な面からも、既存ストックをどう有効活用していくのかが求められます。
 42戸の高優賃「ケアホーム西大井こうほうえん」、定員100人の認可保育園「キッズタウンにしおおい」、従来の敬老会館に介護予防などの機能を加えた「西大井いきいきセンター」といった無駄のない複合型施設が浦安でも必要になってくるのではないかと思った次第です。

2012年05月22日
柳 毅一郎

 

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